YKK AP(東京都千代田区)は、同社が組織している窓リフォームの専門店「MADOショップ」加盟店を対象とした研修を東京で開催。4時間の講義に18人が参加した。
真剣な表情のセミナー参加者
研修のメーンテーマは「客が買いたくなるプレゼン」。元キャビンアテンダントでビジネスマナー研究所(東京都中央区)代表取締役の藤村純子氏を講師に迎えた。
内容は、「PREP法」を活用したプレゼン方法の習得。ポイント→根拠→具体例→再びポイントの順に説明し、内容に説得力を持たせる技術だ。「接客を強化することで、商品を変えず、営業網を広げなくても、売り上げを伸ばすことは可能です」と藤村氏。
講師による解説の後、YKK APの「スマートカバー工法」のプレゼンを5、6人のグループ内で1人ずつ実施。終了後は、良い点、悪い点などを互いに指摘し合った。
YKK APでは、今年度から「MADOショップ」加盟店に向けた、有料の研修プログラムに力を入れている。同社の清水宏則課長は、「MADOショップの立ち上げから5年がたち、加盟店は1000社を超えました。ショップ数の拡大を図る『導入期』が終わり、加盟店の質の向上を図る『成長期』へと歩みを進めました」と語った。

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