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本多建設、新築の技術を大型改修に客単価6割増

本多建設、新築の技術を大型改修に 客単価6割増

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 本多建設(山形県米沢市)は近年大型リフォームを強化し、5年前から客単価を6割増の50万円に伸ばした。今期はリフォームで3億4000万円の売り上げを目指している。

チラシでも大型リフォームを訴求しているチラシでも大型リフォームを訴求している

 同社は現在800万円以上の改修工事を年間10件程度行っている。集客の中心は自社とメーカーショールームで行う6回のイベントだ。大型専用の相談コーナーとセミナーを用意し、チラシでも毎回PRしている。

 「予算がいくらくらいかかるのかすぐに分かるように、図面の持ち込みを推奨しています。どのようなリフォームをしたいのか話しながら、30分ほどで概算を提示できるので好評です」(本多作之助社長)

 イベントは2日間の開催で平均30組ほどが来場。2、3組が大型リフォームの相談を行うという。

 「これまでは小工事を中心とした客単価30万円のリフォームを年間700件ほど行ってきました。しかし、新築を手掛けている技術がリフォームに生かせていないと思い、積極的に大型リフォームも行っていこうと会社の方針を変えました」(本多社長)

 今後は自社で中古住宅を購入し、モデルハウスとして活用する計画。200万~600万円の改修を行い、さらに大型リフォームの見学会や相談会を定期的に開催していく。

 「当社は新築でも年間4億円ほど行っています。住宅を買いたい人が新築でもリフォームでもどちらも選択できるように強みを生かしていきたい。目標はリフォームで5億円です」(本多社長)

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