サンキシステム(大阪府大阪市)が開発した見積もり支援システム「見積大棟梁」がユニークだ。iPadなどの端末をかざすと、自動で部屋の寸法を測定。数分ほどでリフォームの図面と見積もりを作成できる。見積もり作成時間を大幅に短縮でき、リフォームのチャンスロスを予防できそうだ。
iPadアプリ「マジックプラン」の画面。部屋の四隅にコーンを置いていくと、計測ができる。
部屋の角をタッチするだけ
経験の浅い担当者でも、項目を選択するだけで精度の高い見積もりを作成できるソフト「見積大棟梁」。その目玉が、同ソフトと連動したiPadアプリ「マジックプラン」だ。
マジックプランは、iPadなどの端末のカメラを床、壁、天井に向けて撮影するだけで、部屋の寸法を計測し、平面図を作成できるツールだ。カナダの企業が開発したものだが、同社ではこれを「見積大棟梁」と連動して活用できるように開発元と調整してカスタマイズした。

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