新築やリノベーションをした人に家具や雑貨まで合わせて提案しようと、新たなショップをオープンさせたのがスタジオ・チッタ(千葉県千葉市)。店は昨年12月20日、千葉駅から徒歩10分ほどの立地に開設した。新店舗「チッタ・マテリアル」はどのような店なのか、リポートする。
ヴィンテージ家具や食器などの生活用品も販売している店内。
「1950年代のヴィンテージ家具を取り揃えているところが大きな特徴です」と話すのは経営企画部の上原竜蔵氏。例えばイームズの初期モデルや、デンマークのデザイナー、グレーテカルクのソファなど、様々なショップから厳選して仕入れた家具を数多く展示している。それ以外にも、食器、玩具、ポスター、テレビなど古き良きデザインと思える商品をセレクトして展示している。
イームズの初期の椅子が目玉の一つ。ヴィンテージ品は高くてもファンが多いため、仕入れてもすぐに売れてしまうことも。
ヴィンテージ商品だけでなく、このショップのコンセプトである「インダストリアル」や「ミッドセンチュリー」感のあるものであれば、新品の商品も展示している。これらの商品は全て購入が可能。オープンからまだ間もないが、特にヴィンテージ商品は1点ものということもあり、買い手がついている。
照明も様々なタイプを用意。鳥取県のメーカー谷口青谷和紙の照明。
さらに2月からはカフェもスタートし、来店者にコーヒーなどを提供していく考えだ。
スタジオ・チッタは千葉県内に2拠点を構え、年間約70棟ほどの注文住宅とリノベーションを手掛ける住宅会社。年商は約15億円。なぜ、ビルダーがこのようなショップを始めたのか。上原氏は理由は2つあると話す。

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