有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

【住宅リフォーム売上ランキング2017】積水ハウスが1335億円で3連覇

【住宅リフォーム売上ランキング2017】積水ハウスが1335億円で3連覇

このエントリーをはてなブックマークに追加

住宅リフォーム売上ランキング2017 TOP700

1282号1面リフォーム産業新聞ではこのほど、全国のリフォーム事業者の業績を調査し、「住宅リフォーム売上ランキングベスト700」としてまとめた。

【数字の見方】
①リフォーム売上高対前年比(%) ②リフォーム年間工事数 ③リフォーム社員数 ④リフォーム営業社員数 ⑤リフォーム拠点数 ⑥OB顧客数 ⑦OBと新規客の割合(リフォーム売上ベース) ⑧OBと新規客の割合(工事件数ベース) ⑨粗利率 ⑩営業利益率 ⑪会社全体売上高 ⑫本社所在地

≪調査概要≫
「住宅リフォーム売上ランキング2017」は各リフォーム事業者へのアンケート、取材、第三者機関による調査データなどをもとに集計した。売り上げの数字は、2016年9月~2017年8月までの間の各社の決算月に応じた数字となる。なお、リフォーム売上高に※印を入れた企業は本紙の推計値による。また、掲載企業はリフォーム売上高が5000万円以上の企業とした。

全国1位だったのは1335億円を売り上げた積水ハウスグループ。2015年度以来の3年連続トップに輝いた。しかしながら今期は1%の減収で振るわなかった。不振の要因は太陽光発電システムの販売で、期初見込みよりも大幅なマイナスだった。

住宅リフォーム売上ランキング2017 積水ハウス

 2位は前回と同じで住友不動産グループ。売上高は1200億円。同グループにおけるリフォームの主力事業「新築そっくりさん」の客単価の減少が響き、前年とほぼ横ばいで着地した。

住宅リフォーム売上ランキング2017 住友不動産

ここ数年順位の変動が少なかったトップ10だが、今回大きく動いたのが3位と4位。前回4位の大和ハウスグループが初の1000億円台を達成するとともにベスト3に食い込んだ。豊富なストックを持つ賃貸住宅のリフォームが好調で6%増収となった。

住宅リフォーム売上ランキング2017 大和ハウス

一方、積水化学工業グループは4位に転落。3年連続死守した1000億円の大台からも落ちた。同社も太陽光発電システムの販売不振が響いた。

5位にはミサワホームグループがランクイン。前回6位から上昇した。主力の戸建てオーナー向けのメンテナンス工事が伸び、減収だった住友林業グループを追い抜いた。一方、追い抜かれた住友林業グループは木造戸建てのリフォームを軸にする1000万円以上の大型リフォームの受注が減少。

住宅リフォーム売上ランキング2017 4位~6位

7~10位のランクは変動がなかった。7位の旭化成リフォームは「ヘーベルハウス」などのOB営業の強化により1%増収。8位のパナホームグループはPanasonicブランドの効果が期待ほど得られず減収。三井不動産グループも減収に苦しんだ。

トップ10のうち唯一の異業種であるエディオンもまた停滞した。期初計画よりも50億円も下回る結果となり、足踏みが続く。

住宅リフォーム売上ランキング2017 7位~10位

2)11位~35位企業一覧

ナカヤマ13%減、OKUTAは16%増
LIXIL、トヨタホーム、エイブル、日本ハウスが増収

住宅リフォーム売上ランキング2017 11~35

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる