キーワード:働き方改革で変わる
企業価値は2兆円以上とも言われるコワーキングスペースの運営会社が米国のWeWork(米国ニューヨーク州)。2010年に設立された若い会社ではあるが、現在世界15カ国49都市に170カ所以上のオフィススペースを展開。利用者は17万5000人以上とされ、毎月2万人ペースで増えているという。その会社がソフトバンクグループと組み、いよいよ来年1月に日本でビジネスを始める。
コワーキングで働く場に「創造性」
「私たちが手掛けるオフィススペースは、わくわくし、お互いが協力したい気持ちになる新しい仕事場だ。働く人の創造性を手助けする」。こう話すのはWeWork日本法人のクリス・ヒルCEO。同社が生み出してきたオフィスは従来型の職場とはかけ離れたものだとヒル氏は語る。
掲載した写真はニューヨーク、ワシントンDC、ロサンゼルス、フランス、中国にある実際のオフィス。作られるワークスペースのほとんどは既存のビルを活用し、内装をフルリノベーションしている。目を引くのは高いデザイン性。ヒル氏は働くことにわくわくし、インスパイアが得られる場と表現しており、「見た目のかっこよさ」も企画設計では重要視される。

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