4社が通期計画を下方修正
大手住宅会社の2017年度リフォーム売上高の中間決算が出そろった。7社の伸び率の平均値は2%増だったが、4社が減収。積水化学、ミサワホーム、住友林業ホームテック、旭化成リフォームの4社は通期計画を下方修正した。
2017年度リフォーム売上高の中間決算
トップの積水ハウスグループは2.7%増収の702億円だった。通期計画1400億円に対しては順調に推移しており、営業利益も18.8%増の104億円。「賃貸向けリフォーム等の受注が好調でした。下期は全国5カ所の住まいの夢工場に『リフォーム・リノベーションゾーン』を開設して大型案件の受注に注力しています」(広報部・寺澤伸一課長)
前期1000億円企業の仲間入りを果たした大和ハウスグループは9%増の556億円だった。
住友不動産の「新築そっくりさん」は1.8%減の438億円との出遅れから巻き返しを図る。上期は営業の効率化を図った結果、受注棟数は5.9%増の4833棟に拡大している。
「受注回復を受け下期に増加を見込んでおり、全体として通期計画通りの進捗と見ています」(広報部・住友律夫部長代理)

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