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倒産経験者語る失敗の真実過去最高益から2期で転落「潰したくないなら人を選べ」

倒産経験者語る失敗の真実 過去最高益から2期で転落「潰したくないなら人を選べ」

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要約すると

・自社の部長と営業マン4人の突然の退職を経験した黒須登喜男氏による失敗談
・人材配置ミスや、社長の身の振り方、経営好調の際の決断の仕方の3つの教訓を得た
・現在、黒須氏はこれらの教訓をリフォーム会社等の経営者に啓蒙している


営業5人が同時に退職

 あの倒産はなぜ起こったのか―――ウェブ集客のサポート、代行を行うチタン(東京都新宿区)が今、工務店やリフォーム会社のコンサルティングにサービスの幅を広げている。それを主導する黒須登喜男副社長(49)は現在多数のクライアントを抱えるコンサルタントだ。同氏による、経験に基づいたアドバイスが好評だ。その経験とは「倒産リフォーム会社の元社長」という過去だ。

黒須氏に学ぶ3つの教訓

人材の選択ミス

 黒須氏が過去に経営していた企業とは埼玉県久喜市にあったクライムホームリアライズだ。2015年8月期には年商4億2000万円、営業利益は2400万円で、過去最高益だった。しかし、同社はその1年半後の2017年2月には倒産してしまった。

 黒須氏はこの経験から、3つの教訓を得たと話す。

 1つは人材を見極めることだ。自社に本当にフィットするのかをしっかりと見極めなければならないという。

 「会社を大きくしたいという思いから、2014年からリフォーム管理職の人材をヘッドハンティングしました。その人材の登用が結果的に失敗の始まりでした」

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