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箱根本箱
日本出版販売(東京都千代田区)は、自社の保養所をフルリノベしブックホテル「箱根本箱(はこねほんばこ)」として8月1日にリニューアルオープンした。全18部屋で、最大で40~45人が宿泊可能。ホテル全体で約1万2000冊所有する。
Before:もとは同社の保養所だった
After:吹き抜けのメインロビーには、約1万2000冊の蔵書が所狭しと収められた本棚が並び、来客者を迎える。これらの本はその場で読むことも、購入することもできる
各部屋に本棚設置
元の物件は、同社が所有する箱根強羅温泉の保養所「あしかり」。15年に発生した箱根火山活動の影響で休館になったのが、リノベのきっかけだった。
「本と人が出会う施設を目指しました。主役はお客さん。限られた予算で最高のパフォーマンスを目指し、細かい色使いを意識しました」(染谷拓郎・営業本部リノベーション推進部YOURSBOOK STORE事業課係長)
本は読むだけでなく購入することもでき、今後も増やす予定だ。「利用方法としては1泊2日が多く、最大でも20時間しか滞在しない。その中で6、7時間は寝るので、本を読むのは2時間くらい。なので、読みやすいエッセーや写真集、入門書などを多く配置しています」

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