IoT技術で、消費者にとって安心・安全な床下診断を行う住宅産業先端技術革新協議会(東京都千代田区)が、設立された。
会長は、住宅リフォームを手がける大堀商会(新潟県新発田市)の大堀正幸社長。今後日本で中古住宅の流通拡大を図るには、消費者が見える形のリフォームで信頼を得ることが欠かせないと語る。
同協議会では、最初の取り組みとして狭小空間点検ロボット「モーグル」を利用した床下点検サービスを行う。モーグルからリアルタイムで送信される画像は、PCの画面で確認・点検が可能。モーグルの操作と、建物診断に必要な知識を有する専門人材「床下点検技術者」を養成することで、経験の浅い若手や女性でも確実なチェックを行えるようになる。点検も1件につき20~30分程度と短時間。人材を育てて点検率を上げ、限られた人数の中での業務効率化や、品質保持を進める。
この記事の関連キーワード : IoT シロアリ リフォーム 中古 中古 中古住宅 人材 住宅産業先端技術革新協議会 大堀商会 床下 床下点検技術者 床下診断 建物診断 東京都千代田区 点検ロボット 行政・団体・市場 資格

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面