・照明会社の営業からリフォーム業界への転職をした大山聡さんのインタビュー
・業界用語等、業界特有の文化への順応に苦労した
・住宅環境を豊かにしたいという長年の信念から、現在の仕事に達成感を感じる
二級建築士を目指し学ぶ
今回登場するのはメゾン・レーブ(神奈川県茅ヶ崎市)の大山聡さん(32)。仕事は顧客訪問から提案資料の作成、現場管理など「入り口から引き渡しまで担当しています」と話す。前職は照明会社の営業という異色の経歴。業種も職種も違うこの仕事についてどのように感じているのかインタビューした。
大山聡さん(32)
「アイアンを使った現場は初めて。金属がこんなに空間をグッと引き締めることを実感しました。寸法はかなりシビアで制作に時間がかかるという難しさも。納期もきちんと納まりましたし、お施主様も喜んでいたので嬉しかったです」
印象に残ったリフォーム案件は築30~40年のマンションのある1室。キッチンに黒のアイアンの格子を使ったパーテーションにデザイン性が光る。設計プランは横山裕美社長、現場監督は大山さんだ
異業種からの挑戦・ミリ単位の世界に驚く
「転職当初、漠然とリフォーム業界は面白いと思っていました。でもその次に難しさを感じ始めました」と大山さんは語る。業界特有の難しさは数多くあるが、特にミリ単位で納めなければならない世界に厳しさを感じる。「寸法をきっちり守らないと納まらない。やはり学校で習ったことと実務は全く違うことを実感しています」と大山さんは話す。

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