中古マンションの内装解体工事が急増
マンションやオフィスなどの使用済みタイルカーペットをリサイクルする事業で、24億円を売り上げている会社がある。それがリファインバース(東京都中央区)だ。2016年にマザーズに上場し、最近は買取再販からの内装解体の依頼が急増し人気を集めている。工事数も年間950件以上と、4年前の2倍以上になった。
内装解体工事施工実績
解体から処分までワンストップで
人気の理由は大きく2つ。それは一括請負によるワンストップサービスと、豊富な実績による信用力だ。同社の100%子会社のGMS(ジーエムエス、東京都中央区)が元請けから解体、運搬と処分、マニフェスト発行まで行う。マニフェストとは、産業廃棄物管理票という産廃物の処理が適正に処理されたかどうかを確認するための書類で、排出事業者による提出が義務付けられたものだ。
リフォーム会社は1社に任せれば済むので手間いらず。通常これらは分離発注するケースが多い。さらに回収し処分した産廃物を、リファインバースが再生樹脂としてリサイクルしインテリアメーカーに販売まで行う。
実績も豊富だ。年間で約2万4000平米の使用済みタイルカーペットの回収、再生を行う。「この数字は、都内で発生するタイルカーペット廃棄物の半分弱にあたる量です」(GMS・瀧澤陵社長)また、大型商業施設から住宅の部分改修まで幅広く手がけることも、同社が人気の理由だ。
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