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大京穴吹建設、大規模修繕で売上高385億円

大京穴吹建設、大規模修繕で売上高385億円

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要約すると

・大京穴吹建設は、マンションの大規模修繕工事の専門ブランドを立ち上げ、受注を強化
・同社では新築から管理、修繕を一貫して行い、顧客からの信頼を得ている
・「レディーズ・トーク」等、より多くの住民のニーズを掴む座談会も行う


強みは53万戸、1万棟の管理物件

 大京グループの建設部門を担う大京穴吹建設(香川県高松市)は、マンションの大規模修繕工事の専門ブランド「Plusidea(プラシディア)」を立ち上げ、受注を強化している。2018年3月期の実績は売上高385億円。19年3月期では420億円、21年3月期には500億円の売り上げを計画している。業界トップレベルの実績を誇る同社の大規模修繕事業の戦略について、村上浩一取締役に聞いた。

ユーザーのニーズにマッチする形で、付加価値のある改修プランを提案

大京穴吹建設 ユーザーのニーズにマッチする形で、付加価値のある改修プランを提案

ストックからの売上93%占める

 同社最大の強みは、新築から管理、そして修繕までを一貫して行っているグループでの連携だ。グループの管理物件は、53万戸超、約9600組合に上る。18年3月期の大規模修繕の売上高385億円のうち、そこからの受注は93.2%を占めている。

 「グループで管理している物件では、『大規模修繕工事の後も大京グループとの付き合いは続くので、きっとしっかりとした工事をしてくれるだろう』という、他社にはない信頼を得ることができる」と村上取締役は話す。

 ただ、グループの管理物件だからといって、提案力なしで受注できるわけではない。他社との相見積もりになるケースも多い。そこで、管理物件からのニーズのくみ取りと、付加価値の高い提案に注力している。

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