賃貸の現状回復リフォームを月間300~400件ほど手掛けるジーク(東京都中野区)は、空き物件の入居率を改善するためにデザイン性を高めたリフォームパッケージ商品「Revu(レビュー)」の提案を強化している。同商品は壁一面にカラーや色柄クロスを取り入れてアクセントを付けた空間づくりができるパック商品となる。価格は20平米までで29.8万円。部屋のサイズに応じて5種類の価格がある。オプションで、室内物干し金物、収納棚、ユニットバスリニューアルコーティングなどもある。

▲付加価値提案を強化「Revu(レビュー)」
「通常の原状回復よりも10~20万円ほどコストは上がりますが、手間をかけて改修をしますので従来よりも入居率は上がったと好評です」(宮下真社長)。同社では賃貸リフォームだけで11億円の売上高があり、この新商品の提案を強化することでさらなる拡大を狙う。
また、エンドユーザー向けのリフォームについても強化する。同社では中古物件探し、仲介、建築家とのコラボレーション提案というワンストップ対応を行っている。エンド向け事業は今期1億5000万円の売り上げを見込む。全体では13億3000万円を計画。

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