新築とリフォームを手掛ける大吉建設(奈良県奈良市)は、自社ホームページのリニューアル作業を今夏に向け進めている。現在のホームページは、吉信秀樹社長自らが一つひとつのコンテンツを随時追加しながら積み上げてきたものだが、「内容が多いだけに見にくいという声もあったり、アクセスしてもらってもなかなか反響につながらない側面があった」(吉信社長)という。リニューアルでは初めて外部のデザイナーを起用し、コンテンツの情報量はほぼそのままに、わかりやすくまとめる方針だ。
同社ではOB顧客とその紹介客を受注の柱にしており、新規客の取り込みには熱心ではない。広告宣伝費も年商の1%台と、他社と比較しかなり少ない方だ。吉信社長は「当社にとっては新規のお客さんがアクセスしてくる唯一の場所がこのホームページ。だからこそ、ホームページのリニューアルはとても重要だ」と話している。
ホームページの内容では、OB施主の感想を集めた「太鼓判」コーナーや、逆に施主からのクレーム内容を記した「クレームファイル」コーナーなどが好評だ。

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