社員の基本給と成果給を増額
山商リフォームサービス(東京都足立区)は9月に新年がスタート。2つの新たな取り組みを始めた。まず行うのが買取再販。そして、社員の待遇改善だ。今期の売上高目標55億500万円へ向け、改革を続ける山﨑晶弘社長に戦略を聞いた。
買取再販の第一弾のチラシ。レスデザインとリフォームプランを、両面を使ってアピールした
売れる物件厳選
2019年8月期の売上高は、前期比25.5%増の46億3000万円。営業利益は非公開だが、予想の4倍近い大幅な増益だった。
同社は今年5月に宅建免許を取得。今期は年12件の物件を買い取り、リフォームして販売する。売上高は5億円が目標だ。
買い取る物件は、中古の戸建て。それも「確実に需要があり、且つ、どうしてもオーナーが売却したい物件」(山﨑社長)のみをターゲットにする。
第一号の買取再販物件は、足立区の西新井駅徒歩9分、築20年の戸建て。リフォームは、購入者が300万円と500万円の2プランから選べるようにした。
近所の半径500メートルにチラシをまいたところ、その日中に4件も問い合わせが。リフォームも500万円よりも高いフルリノベになった。

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