商品情報を手軽に取得
「設計の際に、図面を書くのではなく、部材などの調べものに時間を浪費してしまう」そんな悩みを解決するサービスが登場した。
施工事例の画像からダイレクトに建材を検索
開発したのは、隈研吾建築都市設計事務所およびLINEで建築、ITに関するノウハウを身に付けた山根脩平氏や、SUPPOSE DESIGN OFFICE(広島県広島市)を主宰する建築家の谷尻誠氏らが立ち上げたtecture(東京都渋谷区)だ。来年2月に建築に使う部材を感覚的に検索することができるサービスの開始を予定している。
サービス名は「tecture」。施工画像に埋め込まれた情報から、建材やインテリアの名称や型番、電子カタログなどの詳細なデータを手軽に直接取得することができる。サイトやアプリで公開される施工画像の中で使われている部材には必要なデータが登録されており、マウスのカーソルを合わせ、クリックするだけで商品情報が表示される。従来のように参考にしたい施工画像から得た部材の特徴を改めて検索し、商品を特定するといった手間を省くことができる点がポイントだ。
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