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細田カスタマーサポート、リフォームとメンテを一本化

細田カスタマーサポート、リフォームとメンテを一本化

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新規客獲得を強化

 年商221億円のビルダー、細田工務店(東京都杉並区)が10月1日、リフォーム事業の再編を行った。これまで本社のリフォーム事業部とメンテナンスを行う子会社に分かれていたがこれを統合。細田カスタマーサポートという新会社に改修事業を一本化して成長を加速する。

細田工務店のリフォーム事業統合細田工務店のリフォーム事業統合

新築ノウハウ生かす

 今回の統合は細田工務店統一ブランドの形成が大きな目的だ。これまでグループのリフォーム事業は15億円前後だったが、今期18億円、3年前後で20億円を超える計画を立てている。

 そのために、新築ビルダーを本体に持つことから住宅に関しての技術、ノウハウの蓄積に自信を持っている。間取りの変更や耐震補強といった大型リフォームをまずPRしていきたい考えだ。

 「グループ3万8000戸の新築住宅を提供してきたノウハウを生かして、長期的なお付き合いを前提としたサービスを提供していきたい。住む人が快適になるコンサルティングリフォームを行っていきたいと考えています」(大山晶子社長)

 ブランディングはこれからだが、リフォームの新規客の獲得も目指していく。従来までは保証延長や屋根外壁工事がメインで、顧客の98%が新築のOBだった。

 加えてインスペクションにも取り組んでいく。社内には、既存住宅状況調査技術者5人、各種保険の検査員有資格者が6人、東京都の耐震診断士が3人おり、住宅の検査体制を整えている。インスペクションをエリアで普及させ、診断からリフォームの流れを作っていく。

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