ガス事業を展開するフジオックス(東京都荒川区)は、太陽光発電の営業を強化する。埼玉県越谷市にあるショールーム「エコリフォームプラザ」では、キッチン、トイレなどのリフォーム用設備機器の展示と合わせて太陽光発電システムの実物を紹介して、来店者に提案を行っている。エコ・リフォーム課の田_陽一課長は「今期は30棟が目標。これは例年の倍の数になります。ただ、今年は全量買取制度、夏場の電力不足問題や料金の値上げなどあるため、提案しやすい状況にはあると思います」と話す。

▲フジオックスのショールームに展示されている太陽光パネル
営業戦略はイベント集客。6月にショッピングセンターの催事スペースで行ったイベントには300組が来場。太陽光モジュールや、コンロ、給湯器などを展示して、買い物客にピーアールを行った。このようなショッピングセンターなどへの出張型相談会も今後計画している。また、10月に行うガス顧客向けの展示会でもリフォーム提案を推進する考え。毎年2日間で3000人ほどが来場する大型イベントだ。
また、中古住宅を購入し、断熱リフォームと太陽光発電や蓄電池、エネファーム、節水トイレなどを設置したエコ住宅の再販事業計画。
同社ではリフォーム営業マン6名で、年間600〜700件のリフォーム工事を行っている。

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