プロヴァンスやアメリカンなど、さまざまなテイストの輸入住宅を提供するコグマホーム(東京都昭島市)は大型リフォームの受注を増やしている。新築事業が好調のため、リフォームは2名体制で対応しているものの、1000万円以上の大型案件を年間10件弱受注。前期はリフォームで1億8000万円を売り上げた。

店舗でもデザインディストの幅広さをPR
渋谷和敏社長は自社の強みを「輸入商材を利用し、提案型のリフォームを行っている点」と話す。現在、人員が少ない関係で宣伝活動をほとんど行ってないにもかかわらず、問い合わせが入る。特に全面改装の依頼が多く、「こんなスタイルの家にしたい」と具体的な考えを持っている人が多いそうだ。
「ホームページにはアメリカン、カントリー調、モダンスタイルなど色々な種類のデザインの住宅を掲載しているのですが、そもそもそうしたテイストを選べることを知らない方がたくさんいらっしゃいます。引き合いが来るのはお客様が求めるものが『この会社ならできるのでは』と感じてもらえているためだと思います」(渋谷社長)
キッチンも輸入品のオリジナル品で、1台70~80万円で販売している。各社の特徴の違いがわかりにくい国内メーカー品ではなく、アナログチックなキッチンを提供したい--そんな考えから約2年前から取り扱いを開始した。
今後は人員を3~4名増強するとともに拠点の拡大も計画している。来年は八王子へ進出を予定しており、そこでも新築とリフォーム事業を展開していく計画だ。
現在の会社売り上げは約6億円。パートを含むスタッフ数は15名。

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