山商リフォームサービス(東京都足立区)は21日、高層ビルが立ち並ぶ西新宿に「中央東店」「中央西店」の2店を併設店舗としてオープンした。
新店舗は東京都目黒区に位置していた城南店を移転したもので、営業の空白エリアであった中野区、杉並区といった城西地区の対応を強化することが目的となる。
スタッフ4名のうち3名が女性の中央西店で城西地区を担当していく方針だ。

▲中古販売のリフォームを強化
同社は今期(8月決算)、前年度比110%の28億4100万円の売り上げを計画しており、4ヶ月経過した現在、計画達成率は105%と順調に推移している。
好調の要因を山崎晶弘社長は「この2、3年は人口が減少し、リセールバリュー(再販)を考えて家を買う要望が出てきたためではないか」と話す。
以前は中古住宅を買いリフォームする人は新築を購入できない人が大半だったが、将来の売却を視野に入れ、回収率の高い中古に目を向ける人が多くなったと推測する。
また、山崎社長は今後のマーケットについて、消費税の駆け込み需要が終わった2015年から住宅業界が冷え込み、2018年に一大転換期になると予測。
マーケットが落ち込んだときでも信用不安を払拭できるだけの実力をつけておくことが重要と考え、現在37%の自己資本比率を近々40%まで引き上げ、さらに、2018年に売り上げ100億円突破を目指す。

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