ゴミ拾いやボランティアも評価の1つに
20の項目、各5点満点で評価
同社の役職ごとの任務。社員評価をする管理職5人は、結果だけでなくプロセスも見て評価することを求められている
ナックプランニング(埼玉県戸田市)では売上だけでなく、地域貢献も評価対象に加えるなど多角的な視点の評価制度を採用している。
まず社員の評価では、能力、態度、管理の3つが軸。能力では目標達成に向けた取り組みや、クレームに対しての迅速な行動などを評価する。態度は、社内外の人と協調性を持ってコミュニケーションができているか、顧客の悪口などマイナス発言していないか、資格取得や知識の向上に意欲的かなど。管理は管理職が対象で、部下の教育ができているか、業務進捗を把握し、チーム全体に対して適切に作業を割り振れたかなど。
地域貢献も大きな評価要素だ。SDGsの活動に力を入れており、街の清掃や子供たちの教育などのイベントを数多く開催。「会社前の道を5分でも10分でも良いから清掃している人やボランティア活動を率先している人は評価が高まります」と藤本祥社長は話す。
