目標達成度と勤続年数で評価
仕事だけではなく私生活で叶えたいことも設定
社員は会社目標と私生活目標を定める
リフォーム売上高2億3000万円の太陽リビング(長野県東御市)は、今年1月から新たな社員評価制度を採用した。吉澤正憲社長が社員ごとに定めた要求目標を基に、社員自ら具体的な目標を定め、半年ごとに達成度を評価する。営業マンと工事担当が対象だ。
これらの目標は、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後で考える。先のことも想像することで、直近で何をすべきか具体的にイメージしやすくするためだ。ユニークなのは、社員は2つの目標を掲げること。仕事で実現したい「会社目標」だけではなく、プライベートで叶えたい「私生活目標」も考える。
例えば入社6年目の営業職の半年後の場合。吉澤社長が設定したのは「入社年数×1000万円の売上を目標にし、6000万円」だった。これを受けて社員は、会社目標を昨年の半期より売り上げを超え、仕事をスピードアップして効率的にするとした。私生活目標は体を動かすこと、長女が春より幼稚園に入園するため活動に参加すること、自宅の庭に人工芝を設置することと決めた。

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