元々家電販売、LPガス販売を軸としていた飛田電機設備(福井県丹生郡)が、リフォーム事業を強化し、1年で売上高を倍化させることに成功した。その理由が、1DAYリフォームの強化と、昨年3月にオープンしたリフォームショールーム。リフォーム専門店に生まれ変わろうとしている、同社の戦略とは。
【リポート/編集部・高田遥介】
トイレなど15商品展示
外観は社名は小さく、水回りリフォームをPR。マスコットキャラクターも新たに製作した
今年3月末決算でリフォーム売上高8000万円を見込んでおり、前期4000万円から2倍に。リフォーム件数は528件と、これも昨年より250件以上増加した。
会社全体は1億円と、8割を占めるまでに成長。リフォームを始める前は家電とガス事業で6000万円前後だったので、1.5倍になった計算だ。
伸びた要因は主に2つ。1つは水回り、1DAYリフォームに特化し、スピードと自社施工を強みにしたことだ。
リフォームのメインは、トイレ、キッチンといった単価20~50万円、工期1日~1週間程度の水回りリフォーム。エリアは本社のある丹生郡から隣の鯖江市の一部と、商圏を絞って営業。これにより短工期、スピード対応を実現する。

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