リフィード(福岡県福岡市)は、仕様決めシミュレーター「イエプロ」に仕様決めの前段階で利用できる機能をリリースした。
「イエプロ」に仕様決めの前段階で利用できる機能をリリース
新たに追加したのは、テンプレート保存とプランニングシートの出力ができる「プランニング集」と、打ち合わせ情報の保存などができる「事前仕様決め」の2つの機能。販促や営業などに利用範囲を拡大することで見込み客とつながり、契約までの時間短縮をサポートする。
「プランニング集」は、プラン別に部材選択してテンプレートを作成し、初期段階で見込み客に住宅スタイルなどを提案する際の補足資料として利用できる。また、提案したプランや人気プランをあらかじめ作成しておくことで商談がスムーズになる。集客段階での活用に有効だ。
「事前仕様決め」は打ち合わせでのやりとりを記録するだけでなく、スマホで住宅仕様情報が見られる「施主利用:予習モード」を渡すことで、標準仕様の商品やオプションなどの情報を施主自身で確認・検討ができる。見込み客とスマホでつながるため、オンライン商談を行うなど契約までの期間短縮が可能だ。なお、本機能が加わったことで従来の「仕様決め」は「本仕様決め」と呼び方を変更した。
契約前に作成したプランニングシートや打ち合わせ内容は、契約後の「本仕様決め」に引き継ぐことが可能だ。そのため、契約後に担当者が変更しても、施主に同じ質問を繰り返すといった無駄を回避できる。
波風小百合社長は「これまでは契約後の仕様決めに使うものだったが、新機能を追加したことで契約前から使えるようになった。販促から営業といった契約前と、仕様決め、着工・引き渡しといった契約後まですべての工程で活用してほしい」と話す。
波風小百合 社長

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