本紙の住宅リフォーム売上ランキングで4年連続となる栃木県1位を獲得したグランディリフォーム(宇都宮市)。分譲新築をメインに手掛けるグランディハウスのグループ会社である同社。新築OB顧客の徹底したアフターフォロー、そこからの提案が、安定経営に結び付く。
年2500件受注
「コロナの影響はありましたが、前々期並みに戻ってきました」と話すのは、3月まで同社の社長を務めていた上野谷宏二氏(現・群馬グランディハウス社長)だ。
2021年3月期の売上高は2億3000万円マイナスとなる12億2000万円だったが、前期は15億円に達した。グランディハウスの2022年3月期の連結決算は548億円で前年比16%増と好調で、連動する形で業績が上向いている。
本拠地の栃木だけでなく、群馬、茨城、千葉と商圏を広げ、4月には新築住宅累計販売棟数2万棟に達成するなど、親会社の新築事業が堅調なこと。このOB顧客に対して、徹底的にフォローを行ってきたことが身を結んだ。同社の新築OB2万棟のうち約半数が築10年以上。さらにそのうち4000棟が15~20年ほどとなり、リフォームのニーズが生まれてきている。

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