BRANU(東京都港区)は、同社が開発・提供するクラウド施工管理ツール「CAREECON for WORK 施工管理」について、渡辺パイプ株式会社(同中央区)と提供パートナー契約を締結した。
クラウド施工管理ツールで
渡辺圭祐社長
同ツールは、クラウドを活用した中小建設企業向けの施工管理システム。現場ごとに紐づいた工程表の作成や写真・ファイル管理、報告書作成のほか掲示板機能などからなる。時間や場所を問わずクラウド上で現場情報の作成や共有ができることから、施工管理業務におけるデータ作成・管理やコミュニケーションの効率化に効果が持てる。 同社は、建設業におけるバリューチェーンをクラウド化しDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進する「CAREECON Platform」を提供しており、同ツールもそのひとつ。
両社は2018年に初の業務提携契約を締結。BRANUは、これまでも渡辺パイプのクライアント向けにデジタルマーケティングやコンサルティングを提供してきた。 今回、新たに提供パートナー契約を結ぶことで、渡辺パイプの営業担当が必要とするクライアントを見極めて自由にシステム提供ができるようになるため、より迅速で効率的な普及活動を後押ししていく。
契約締結を受けて、BRANUの名富達哉社長は「今回の業務提携は、集客や採用などのマーケティングデータ活用から施工現場のデータ活用領域へと歩を進める重要な取り組みと位置づけ」、渡辺パイプの渡辺圭祐社長は「建設現場に最適な管理ツール。当社のネットワークを生かして本ツールを紹介して、建設業界の生産性向上に寄与したい」と話している。
名富達哉社長

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