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「親しみやすさが大事」改修売上4億円モリ、事例紹介はストーリー強調

「親しみやすさが大事」改修売上4億円モリ、事例紹介はストーリー強調

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総合リフォーム店のモリ(兵庫県神崎郡)は、施工事例をストーリー仕立てで紹介し、自社の強みをPRしている。その結果リフォームの売上高は4億円にも上る。「商圏は本社から車で30分で行ける地域に限定しています。地域密着でやるには親しみやすさや温かさのある社風を感じていただくのが大事」と岡下のり子氏は話す。

気持ちの変化を具体化

施工事例は、主にホームページとインスタグラムで発信している。ホームページでは「リフォーム物語」というカテゴリーを設け、1つの事例を写真だけではなく1000字以上の文量で解説。事例はどのような施工をしたかだけではなく、「なぜこの工事をしたのか」「工事中の思いやエピソード」「リフォーム後の生活の変化」など施主目線でまとめている。

モリ ホームページでは「リフォーム物語」というカテゴリーを設置ホームページでは「リフォーム物語」というカテゴリーを設置

人気なのは「家族の『和~なごみ~』」というタイトルをつけた全面改装。同社を選んだ理由が詳細にわかると好評だ。会社を知ったきっかけや他社を検討したことに触れ「モリさんところが敷居低く迎えてくれて、親身にうちのこと考えてくれるんじゃないかな?と思ったんです」と明かしている。さらに箇所ごとのエピソードも。広くしたキッチンは「塾帰りの娘さんが、ご飯を食べられるスペースも出来、その間、キッチンに立っているお母さんと今日あった話をするなんてことも」とどう活用しているかもわかる。

「大小関わらず生活を送る住宅が変われば、気持ちも必ず変化が起きます。同居するみなさんが便利になり感じた思いを具体的にし、リフォームした後のイメージを抱きやすくしています。紹介するにあたり、リフォーム前や施工中、また施工後も伺いお客さんと関係を構築した上でヒアリングしています」と岡下氏は話す。

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