リフォーム業界で人手不足が叫ばれて久しい。人材確保は経営の重要課題となってきている。採用に成功している3社の取り組みを紹介する。
リフォーム業界実態調査
採用編
社員数、半年で5人増
朝日トータルマネージメント(東京都足立区)は、社長が1次面接で会社の理念を伝えるようにしたことで採用がうまくいき始めた。通例では社長は最終面接を行うが、今年に入りこの形に変えた結果、入社を希望する応募者が増加。社員数は昨年の20人に対して半年で25人となった。
社長が1次面接を行うようになった背景には、同社の「企業理念」や「会社の魅力」を早めに応募者に伝える狙いがある。社長は応募者がそれに共感できるかどうかを見極める。
従来、1次面接を行っていた上長は2次面接にまわる。昨年まで、1次面接は主に待遇や条件などをすり合わせることが目的の場だった。社長自身、自社の魅力を応募者に伝えられないことをもどかしく感じていた。「1次を通過しても、2次の前に他社を選んでしまう応募者が多かった。面接の仕方にルールはないので、変えました。この方式を取っている大手上場企業もあるので、間違いではないと思う」と後藤英樹社長は話す。
人材採用について語る後藤英樹社長
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