「木の花ホーム」という屋号で年間80~100棟の新築を手掛ける木の花ホーム(栃木県栃木市)は、 社員大工の養成に注力している。 新卒の学生を採用し、 1人前の大工になれるよう自社の大工養成課で教育を行う。11年前から、毎年2~4人の学生を採用。現在正社員64人中、大工は14人在籍している。
入社後、現場で棟梁から家づくりの基礎を習う
未経験者も離職せず続けられるよう、サポート体制を整えている。入社1年目の社員は、月曜日~金曜日の日中、土曜日の午前中は現場で棟梁や先輩社員から家作りの基礎を習う。その際現場に任せっきりにせず、大工出身である早乙女正社長がコミュニケーションをとるよう心掛けている。
2週間に1度は、新人と直接話す社長面談を行う。道具の手入れなど業務の専門的な質問に答えるほか、時には仕事の悩みをヒアリングする。

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