カラダノート、工務店紹介サイトの運営を強化

ヘルスケアアプリの開発を手掛けるカラダノート（東京都港区）は消費者に工務店を紹介するサービス「かぞくのおうち」事業に力を入れている。今年5月からライフプランの相談サービスも開始した。これは、子育て世代で戸建てに住み替えたいが、どの会社に頼めば良いか分からない人に向けたサービスだ。

ターゲットは子育て世代

子育て世代で家づくりをしたい人に工務店の紹介をする

消費者はまず最初に、サイトで家づくりに関する質問に回答する。質問は家を作りたい時期、予算、土地の有無、住みたいエリアなどだ。回答に応じて、消費者の条件と合う工務店が提案される。どんな工務店かをより詳しく知るために資料請求もできる。

工務店が決まれば、オンラインでのライフプラン相談を受けられる。対応するのは工務店の担当者とファイナンシャルプランナーだ。ファイナンシャルプランナーは工務店もしくはカラダノートから同席する。初回面談はライフプランシートの作成から始める。これは戸建ての購入など人生の目標を達成するために、現在の収支や資産の状況を記入し整理するというもの。2回目以降の面談では、消費者は家づくりの費用に応じて、工務店から建てられる家のプランを貰える。また、顧客の要望に応じて、より具体的な家づくりの相談や住宅展示場への見学なども可能だ。

リノベると提携開始

中古マンションリノベーション事業を手掛けるリノベる（東京都港区）との提携も今年8月から開始した。これにより、顧客にリノベでの家づくりという選択肢も提案できるようになる。