最大200万円が補助される経産省と環境省による「先進的窓リノベ事業」に人気が殺到している。交付申請(予約含む)の受付が3月31日より開始されたばかりだが、事業者に消費者からの問い合わせが相次いでおり、対象となる建材の入荷遅延が発生している状況だ。リフォーム会社からは「すぐに予算が尽きてしまうのではないか」といった不安の声が出ている。
なお、条件は高性能な断熱窓にリフォームし、かつ申請する補助額の合計が5万円以上であること。消費者は登録を受けた事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォームをすることで補助金を受け取ることができる。年内までの工事が対象だが、1000億円の予算が尽きた場合はその時点で打ち切りになる。
YKK AP、LIXILが納期遅延発表
YKK APは、窓のリフォーム建材に遅延が発生していることを発表した。対象商品は、「マドリモ内窓プラマードU」「マドリモ 断熱窓(戸建て用・マンション用)」の2つ。遅延期間の目安については記されていない。同社は次のようにコメントを出した。「政府による補助事業や住宅の省エネ・高断熱化に対するニーズの高まりを受け、特に内窓に関しては、全国的に想定を大きく上回るご注文をいただいおります」

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