大手住宅会社や不動産会社のリフォーム売上の中間決算が出そろった。リフォーム売上高全国1位の積水ハウスグループ(大阪府大阪市)は、前年同期比5.9%増の882億円。通期計画の1790億円へ向けておおよそ半分を達成した。業界2位の大和ハウスグループ(大阪府大阪市)は797億円と12.4%増。
積水ハウス、過去最高882億円
6社中5社が増収達成
大手6社中5社が増収、3社が増益と、リフォーム事業の好調性がわかった。積水ハウスグループの2~7月のリフォーム売上高は、前年同期比5.9%増の882億円となった。受注高は同2.2%増の889億円と好調。今期の通期計画は1790億円。このペースでいけば過去最高のリフォーム売上高を達成する見込みだ。
好調の要因は、500万円以上のリフォーム案件が好調だったこと。今期、500万円以上の案件割合は中間決算時点で40%。前年同期比で比較すれば1ポイントと微増程度だが、2020年度は、受注金額に占める500万円以上のリフォームは33%。着実に割合を増やしており、単価アップを実現している。

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