沖縄県でリフォーム事業を手掛けるユーアイホーム(南風原町)。同社では大型改修に注力し始めたことで、平均単価が上がってきている。2020年度は63万円だったが、2023年度は2倍以上の158万円となった。
30〜40代の 依頼増
同社は沖縄本島中南部を拠点に20年近くリフォームを手掛けてきた専門店だ。高良盛幸社長と5人の社員による地域密着型企業で、2023年度(12月決算)の売り上げは約1億6000万円。
これまでは水回りの交換や修繕が中心だったが、近年は間取り変更を伴う大型改修の営業に力を入れてきた。その結果、2021年度以降の単価が年々上昇してきた。2020年度は63万円だった平均単価が2021年度には80万円に。さらに2022年度は104万円と上昇し続け、2023年度には158万円となった。3年間で2倍以上の増加だ。
単価が上がった理由は2つある。1つ目は30、40代からの要望が多い、中古住宅のリノベーションに力を入れていること。2つ目は自社のホームページに比較的規模の大きいリノベーション事例を中心に載せていることだ。

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