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あじろ家守舎、町内会と連携して空き家調査

あじろ家守舎、町内会と連携して空き家調査

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空き家問題をビジネスで解消するVol. 28

一般社団法人あじろ家守舎(静岡県熱海市)は、網代地域(南熱海)の防災に関する課題解決や、地域の魅力向上・活性化を目指す団体だ。2022年の設立以降、約2年間であじろ家守舎がやってきたことは主に2つ。町内会と協力した空き家調査と、町を知ってもらうためのイベント開催だ。2024年の春、廃校を利用した新たなプロジェクトを開始する。

スポーツイベント開催で魅力発信

105件の情報集まる

あじろ家守舎 あじろ家守舎の空き家調査

空き家の調査では、まずどこが空き家なのか、網代の中で複数結成されている各町内会から情報をもらうことから始めた。町内会長からの聞き取り調査をもとに、同法人が1件1件を回って外観調査を行った。

驚いたのは、町内会の持つ情報が非常に詳しかったことだ。「あそこの家主は貸したいと思っている」「空き家だけど、持ち主は近くに住んでいる」といった家主やその意向まで知っていることもあった。

「空き家調査のテストとして回ったときに、その情報の密度に驚きました。全てを把握しているわけではありませんでしたが、町内会の情報のおかげで空き家を回る調査が1回で済んだ」と山崎明洋理事長は話す。

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