本紙はリフォーム業を手掛ける事業者を8業種に分類し、それぞれ売上高の高い順にランキング化した。8業種はビルダー・工務店、総合リフォーム店、不動産・デベロッパー・ゼネコン、専門工事店、エネルギー(ガス・電気)、ハウスメーカー、小売、賃貸を指す。
小売は886億円でヤマダが1位
ニッカ、9%増収
総合リフォーム1位に
8業種のトップのうち、増収企業はビルダー・工務店の飯田グループホールディングス(東京都武蔵野市)、ハウスメーカーの積水ハウスグループ(大阪府大阪市)、総合リフォームのニッカホームグループ(愛知県名古屋市)、小売のヤマダホールディングス(群馬県高崎市)、賃貸リフォームの朝日リビング(大阪府大阪市)だった。
飯田グループホールディングスは前年比20%増の売上高270億円だった。同社のOBストック数は70万戸を超え、5分の1が築15年以上。築20年の物件も増えており、リフォーム提案を強化する。2018年に開設したオーナーサイト「すまいーだPLUS」を通じて、グループを挙げて定期点検を行い、防蟻や配管清掃、屋根外壁工事などの受注につなげる。登録件数は19万件。
ヤマダホールディングスは前年比6%増の886億3000万円だった。「家電とリフォームのワンストップ提案」と、リフォーム商材を中・高価格帯に絞ったことが売り上げを後押しした。
ニッカホームグループのリフォーム売上高は前期比9%増の597億5000万円を記録した。増収の背景にあるのは店舗出店だ。前年から4店舗増えて現在は100店舗を数える。
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