新築、リフォームを手掛けるヒラヤマホーム(千葉県成田市)は、工務店と地域住民を結びつけることを目的としたポータルサイト「かかりつけ工務店」を運営している。現在14社の工務店を掲載しており、新たな掲載企業を募集中だ。
工務店と地域住民を結ぶ
かかりつけ工務店は、地域住民が地域に根ざした工務店を見つけやすくするために、昨年9月にオープン。新築やリフォームを検討する際、建具の調子が悪い時など、日頃から住まいの相談ができる環境を目指す。
同サイトでは各工務店の特徴や強み、施工事例を見ることができ、現在14社を掲載。まずは各都道府県につき1社掲載することが目標だ。将来的には市区町村ごとに1社載せ、かかりつけの工務店を探しやすいサイトを構築する。加えて、人材採用ページや相談窓口など、機能の拡充を図る。同サイトへの掲載基準は、資本金1億円未満かつ従業員数50人未満であること、会社設立から3年以上経過していることなど8項目。当面の間、掲載費用は無料。
サイト開設のきっかけは、2019年に発生した房総半島での台風被害の際、同社への問い合わせが市外からも含め200件を超えたこと。専務取締役の平山泰之氏は「トラブルのたび、どこに相談したら良いか不安を抱えるケースがよくあります。住まいに関してワンストップで相談できる存在が、かかりつけ工務店であると考えています」と語る。
平山泰之 専務取締役
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