カチタス×レジデンシャル不動産
戸建てとマンション、各分野の買取再販ランキング1位企業が対談/中古住宅ビジネスの現状とこれから
本企画では、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」で実施されたセミナーのダイジェストを紹介する。第15弾は、買取再販業界のツートップによる座談会。戸建て分野で販売戸数1位のカチタス(群馬県桐生市)新井健資社長と、マンション分野で販売戸数1位のレジデンシャル不動産(東京都足立区)の内田廣輝社長が買取再販の今とこれからについて語った。
買取再販市場は今後拡大
大手2社、マーケットの未来語る
レジデンシャル不動産
内田廣輝社長
カチタス
新井健資社長
新井社長「新築志向は減少」
内田社長「若いプレイヤー求む」
──まずはそれぞれの買取再販事業の概要について教えてください。
新井 設立は50年前、業界に参入したのは約25年前です。社員数はカチタスが約800名、グループ会社のリプライスも含めると約1000名になります。商圏は北は北海道から南は沖縄まで、日本最北端の稚内にも在庫があります。取扱件数はグループ全体で約7100戸、平均価格は約1600万円で、直近の売上高は約1300億円です。顧客は一次取得層が中心で、世帯年収200〜500万円が6割2分を占めます。
内田 設立は2012年、社員数は約280名です。国内24拠点(1月13日時点では25拠点)に加え、台湾とタイにも店舗があります。売上高は、前期が220億円、今期は450億円の着地見込みです。取扱件数は約2000件で、平均買取価格は約1000万円、販売価格は2000万円ほどです。顧客は一次取得層が中心となります。
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