リビングライフ(東京都世田谷区)は、明治大学大学院と協力して新たな中古住宅販売サービスを開始した。
新サービスは、販売する中古住宅内にダンボールで制作した家具をコーディネートすることで、入居後の暮らしをイメージしてもらうもの。気に入った家具模型は、住宅会社のKAJA DESGINが実際に造作する。また、リフォームの依頼にも対応する。
ダンボール家具で暮らしをイメージ
第一号物件は、東京都品川区にある築9年の中古マンション。LDK空間にはダンボールで作られたテーブル、イス、収納棚、パソコンなどをコーディネートした。
来場したユーザーからは「何もないガランとした空間よりも、生活した場合のイメージがつきやすい」と好評だった。
今回コラボレーションした明治大学大学院園田研究室では、人間工学・行動調査などのデータに基づいて1/1スケールのダンボールで家具を制作して、入居後の部屋の使い方を提案する研究を行っている。
本物の家具を導入する際にかかるレンタル費用、運搬費などに比べてコストが割安な点も特徴の1つだという。

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