中古再販事業大手のやすらぎ(群馬県桐生市)は7月1日で社名を「カチタス」に変更した。新社名は中古住宅に価値を付加するという意味の造語。ブランド力強化が狙い。社名を一新し、販売強化に乗り出す。
今期の中古住宅の販売計画は、前期比20%増の3000戸。前期売上高は270億円だったが、今期は300億円超を目指す。
「販売戸数を伸ばすために今期150名の営業担当を新規に採用し、550名体制にする方針です。また、毎週300万枚ほど配布している中古住宅案内チラシもデザインを一新し、さらにPRを強化していきます」(マーケティング室大江治利氏)。その他、大手不動産紹介サイト「スーモ」で中古再販物件の紹介を行っていく。
同社では全国に107拠点を展開。中古の戸建住宅を買い取り、リフォームした上で再販売するビジネスを展開する。創業36年目。
同社は昨年、日本住宅再生のTOBにより子会社化された。今年3月にやすらぎを存続会社として合併していた。

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