中古住宅探しとリフォームをワンストップで対応する新しい形態の専門店が8月8日、東京・南青山にオープンした。
運営するのは、リフォーム専業店のスタイル工房(東京都杉並区)。店舗面積は30坪ほどで、無垢材や漆喰壁でコーディネートされた空間。
出店の狙いは、同じ南青山に本社があるスタイルオブ東京(東京都港区)との連携強化を図るため。スタイル工房は、不動産・ローン提案などを手掛けるスタイルオブ東京と業務提携しており、不動産仲介、リフォーム、ローンの総合的なサービスを提供している。
新店舗ではそれらが一度に相談できる「住まいのワンストップ相談会」を、月4~5回開催する。
「アベノミクス効果、消費増税により、今年からは特にワンストップの相談が増え、相談会は毎回いっぱいでした。南青山店では相談会の数を増やし、よりワンストップに特化した店にしていきたい」(三上勝司社長)
ターゲット層は30~40代。500万~1000万円のマンションリフォームを想定。今後は中古住宅選び、資金計画などをテーマにした消費者向けセミナーを行う計画もある。
同社のリフォーム売上高は約14億円。

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