専門のコンシェルジュがユーザーの要望に合ったリフォーム業者を紹介するサービス「家スコンシェル」の事業提供エリアが8月より拡大する。これまでは首都圏のみで展開していたが、このほど秋田県に事務所を開設。同県をはじめ本年度中には東北地方全域でサービスを展開する。
コンシェルジュ付きのマッチングサイト
同サービスはウェブサイト、電話などで一般ユーザーからリフォームに関する相談を受け付け、リフォームを熟知したコンシェルジュが何社かの登録業者を紹介するというもの。一般ユーザーにとってはコンシェルジュが第三者の立場で複数の業者のプランを比べながらリフォームの相談に乗ってくれることが利点。
登録業者にとっては、自社の代わりにコンシェルジュが営業をしてくれるので、営業力に弱さをカバーしてくれる。
同サイトの登録業者数は、首都圏に130社。その多くが5~10名程度のスタッフで、地域に密着してリフォーム業を行う業者。同サービスを展開するイエスリフォームの齋藤直樹社長は「一般ユーザーのリフォームの不安を解消するととも、スタッフが少なく、自社で営業力を持つことできない業者の助けになりたい」と話す。
同サービスは2012年に開始され、サイトでは約4500の施工事例を掲載している。一般ユーザーの利用料金は無料。業者は登録する際に5万円、成約時には工事費用の5%を支払う。現在、東北地方のリフォーム業者を募集している。

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