山商リフォームサービス(東京都足立区、山﨑晶弘社長)は、中古住宅仲介時のリフォーム獲得強化に乗り出した。
このたび、不動産仲介会社と提携し、そこからお客さんを紹介してもらうビジネスモデルを開始。既に1社と提携しており、今後もパートナー企業を増やしていく。
「中古住宅の仲介時にリフォームの話が出たとき、即座に対応できていない不動産会社が多くあります。そこで、弊社を紹介してもらえればクイックな対応をしますし、成約になると紹介料をお支払いします」(熊谷和樹取締役統括本部長)
紹介料は完工金額の5%。ただし、山商リフォームサービスがお客さんと元請け契約を交わすことが条件だ。
住宅の仲介事業は、今後全国で始まる人口減や競争激化によって、より厳しさを増すと想定される。そこで、同社では売買事業者に新しい収入源を提供するメリットを提供、自社は新しい顧客発掘の窓口開拓につながるので、両社でウィンウィンの関係を作りたい考えだ。
山商リフォームサービスの2012年度売り上げは28億4000万円(8月決算)の見込み。今期は35億円を目指す。

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