フレッシュハウス(神奈川県平塚市)が九州に進出する。10月5日に福岡空港近くに「福岡空港店(仮称)」をオープン。今後、同店舗を拠点として九州内への出店を進めていく。
福岡空港店は、敷地内にスーパーマーケットのレッドキャベツが出店する福岡空港隣接のショッピングモールに開設する。
店舗面積は約120坪。同社の店舗としては小規模だが、駐車場が完備されているメリットをもとに出店を決めた。店舗責任者は柿崎吉和常務。同社の既存スタッフ4名と、現地で採用するスタッフを含め、7名前後の体制で運営をスタートする。昨年の愛知県進出に続く、飛び地出店であり、需要が見込めるエリアでの事業拡大が狙いだ。
今回の飛び地出店を福岡に決めた理由を佐野士朗社長は「元気が良い地域を考えていました」と話す。既に昨年9月に第1号店を出店した愛知県は名古屋、一宮、岡崎と相次いで店舗を開設し、既に3店舗体制となった。また、まもなく愛知県半田市にも新店をオープンする計画で、これで4店舗となる。九州での出店拡大計画は未定だが、佐野社長は「愛知のように出していければ」と構想を話す。
昨年オープンした愛知県1号店の名古屋ショールーム
フレッシュハウスは2005年以降、右肩上がりの成長を続けており、昨年度の売り上げは55億2000万円。現在の従業員数は225名(6月現在)で、店舗数は24店舗となる。
従来は、平塚市にある本社を中心地として、半円状に徐々に店舗を増やしてきたが、遠方地での施工体制構築のめどがついたことから2012年に愛知県に進出した。今期は千葉県への進出も計画しており、売り上げ66億円を計画する。

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