イノウエ(新潟県新発田市、井上英雄社長)では、今期OB客の客単価が3割増の約30万円に伸びている。
「以前に細かい修繕工事に行ったOB客からのリフォーム依頼が今期増えている」と分析するのは、リフォーム・エクステリア事業部の本間伸晴部長。
同社では、お風呂のゴム栓交換などの小さな修繕工事から請け負い、午前中の相談は即日、午後の連絡なら次の日の午前までに対応。
同社の顧客の6割は50代以上の年配客で、自分がホームセンターなどに修繕部品を買いに行くことは少なく、また、手に入りにくい廃盤品なことが多い。そのため、廃盤品も取り寄せて対応する同社に修繕依頼が集まり、信頼を得ていく状況。
「大きな工事を受注するにもまずは信頼です。今期はこれまで行ってきた細かい工事で得た信頼がリフォームにつながっています」(本間部長)
同社は今期のリフォーム売上高を3億3000万円と見込んでいる。

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