リフォーム店「ハートライフDaiken」を新潟市内に2店展開する大建建設(高橋秀彰社長)の前期(今年9月期)リフォーム売上高は、前年度比24.5%増の6億8500万円となった。
リフォームが9期目となり認知度が上がってきたこと、大型受注が増えていること、人材力強化の成果が上がっていることを好調の理由に挙げている。
今期は8億円を計画し、来年初頭には3店目となるリフォーム店をオープンする見通しだ。
消費税増税前の駆け込み需要については、9月末までは「全国並みに、あるいは他社並みに好調」(石川和幸部長)だったものの、10月以降は「好調が続くと思っていたが、イベントなどを見ると思ったほど動いておらず、前年同時期と変わらない状況」(同氏)としている。
地域特性から毎年11、12月には受注がかなり落ち込むが、見込んでいた消費税駆け込みによる受注や問い合わせは少なく、むしろ、外壁塗装や屋根工事で4月以降の工事が決定しているものについても契約が取れているケースがあり「お客様は当社に価格よりも施工をしっかりやってくれるかどうかを求めているようだ」(同氏)と分析している。
同社ではイベントの取り組みにも積極的で、平均して月に1回、各メーカーのショールームを借りて「新潟市民リフォーム祭」を開催している。現在までに106回開催し、3500名を超える来場者を迎えている。
2日間開催で新規客を中心に平均30組が訪れるが、11月30日、12月1日に行われた107回目のイベントはOB向けにプレゼント引換券付きのDMを送ったため、多くの来場者があった。

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