よつば鑑定(東京都新宿区)は中古住宅の診断サービス「インスペクションプラス」を開始した。同サービスは土地、建物の調査に加え、健康被害の可能性まで診断する点が一般的なインスペクションサービスとは異なる。
具体的に健康被害関連の診断内容は、水質、結露の可能性、ホルムアルデヒド、総揮発性有機化合物(TVCO)、電磁波、放射線、騒音。建物については屋根・外壁、基礎、設備、窓、床、雨漏り、天井裏、床下などの状態、劣化を診断する。土地については地形や、周辺環境、地歴などについて調べる。価格は戸建ての場合、約11万5500円(土地面積300㎡以内など条件あり)。
診断結果は調査後、数日中に郵送。ユーザーは結果を中古住宅購入の判断材料にできる。
河野栄一社長は「不動産購入の際に、第三者機関が診断に入ることが大切です。す。そうなればより安心して住宅が買えるようになり、中古マーケットはさらに活性化していくと思います」と話す。現在4名の診断士が対応。今後人材を拡充し、サービスを強化していく。

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