東京と神奈川2拠点で、住友や東急、三井といった不動産会社約90店舗と提携してリフォームを行う大希企画(神奈川県横浜市)が売り上げを伸ばしている。今期売り上げは前期から5000万円増の9億円に到達する見込みだ。
同社は、前記の不動産会社と提携し、中古物件を購入した消費者の紹介を受け、リフォームを提案している。リフォーム売り上げの約6割が戸建ての中古売買をきっかけとするものだ。
元々同社は、創業の1988年時点では、賃貸物件の原状回復工事を手掛けていた。そのため不動産会社とのつながりが深く、リフォーム事業に転換後も仲介業者と連携を維持している。
「不動産会社としては、不動産販売後の顧客関係の維持や紹介料などでメリットがあり、当社としては安定した高額リフォームの集客として連携にメリットがある」と宮川邦博社長は話す。
好調を背景に、9月頃には店舗の出店も検討している。不動産会社の提携店舗を増やしたい考えだ。それに伴い人員も拡充する。現在22人のスタッフが所属しているが、これを来期中に30人まで増員する。
同社は来期10億円突破を計画している。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)4面
-
WEB限定記事(2025/07/07更新)
-
1655号(2025/07/07発行)24面
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)