山商リフォームサービス(東京都足立区)は3年後の年商50億円に向けて人材強化に乗り出した。今期は前期比123%の35億円を目標としており、ここまで計画値通りに推移している。
人材強化策は、人員の雇用と育成の2つ。年間10人ペースで新卒を雇用していく方針。27年4月には高卒の新卒社員を雇用する計画もある。自社の職人として雇い、協力する施工会社について現場を経験させ、3~4年をめどに適性を見極めた上で、営業スタッフか専属職人かに振り分ける方針。
「今後予想される職人不足に対応するために自社でも職人を養成する仕組みを作っていく」(山﨑晶弘社長)
職人工事の簡略化を図るべく、8月には本社に工務部を設置する。工務部の役割は、当面は専属職人のローテーション作成を行うものの、将来的にはプランナーと協力して、工法やデザインの統一化を図り、工事が安易にできる体制を作る計画だ。
人員拡大に対応するため、2月27日には本社社屋を増床した。来期100人体制になるため、ワンフロアで業務を行うにはすでに手狭になっていた。
従来は自社ビルの5階に事務所を構えていたが、現在は3階と4階に事務所スペースを拡大した。特に、3階は100人入ることができるコンベンションフロアとしている。普段は顧客や業者との商談スペースとして使いつつ、全体会議や研修などにも使用していく。

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