富山県内に3拠点を持つリフォーム会社、オリバー(富山県富山市)は外装リフォームの専門店GAISO(ガイソー)を石川県金沢市に3月にオープンさせた。同店舗で初年度1億円、営業マンの人員が整った後は年間2億5000万円の売り上げを目指す。
初年度売り上げ1億円を目指す
このたび外装専門店を出店した理由を小川博司社長は次のように話す。
「総合リフォームですと店長を育成するまでに7、8年かかり、営業マンでも一人前まで3、4年かかります。つまり多店舗化できるまで時間がいります。そこで、全国展開する上でも外装専門のブランドを立ち上げました」
同社はもともと塗装リフォームからスタートした関係上、塗装事業に強みを持つ。今まで構築してきた提案ノウハウを用い、新事業として形にした。
当初の人員は営業マン2人で、最終的には営業マン4人体制とする。認知度が全くない他県でゼロからスタートし、成功できた際は、出店を加速させていく。将来的には、FC展開も検討中だ。
同社は、富山市2店舗と高岡市1店舗で展開し、各店とも車で1時間圏内を商圏とする。同じ3月には高岡店を移転オープンし、住設商品などを並べたショールームを併設させた。加えて、不動産事業もスタートさせ、今期は15億円の売り上げを計画する。

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